本を読まないと夜をやり過ごせない、という記事を書いてからかれこれ2年半ほどが経った。
これを書く前から本を読み漁るようになっていたので、溺れるように読書にのめり込んでからざっくり3年ということにする。
あの頃ほど読書に没頭してはいないが、今もKindle Paperwhiteで本を読みまくっていることは確かだ。(没頭していない、とは?)
で、文字に溺れ出してから現在に至るまで、結局どれくらいの物量を読んだのか数えてみたくなった。ミステリやフィクションに絞り、人文科学系は省く。
どのみち今週はボルダリングには行けず、他の家事をやる気力もないので逃避行動に走ることにする。理由は前回の記事に。
冊数もだが、Amazonを見るとページ数が書いてあるのでページ数も数えてみたい。
(以下、括弧内はページ数。全てAmazonのKindle、Kindleに記載がない場合には文庫ページ表示に準拠。多少の誤差はお目溢しを)
著者および作家の並びは、読み始めた時期が早いか遅いか+読んだシリーズ数が多いか少ないか+私の好みにもぼんやり基づいているが、これといった分類法はない。
後々、注釈でネタバレなし紹介や感想を書き加えていこうと思う。むしろ注釈が本編という説すらある(注釈から逆引きみたいな感じで読みたい、という方はここ*1からどうぞ)。
肩こりと眼精疲労が心配だが、何はともあれやってみよう。
スクロールする手間をかけずに冊数とページ数だけ知りたい方は、目次の末尾の【集計結果】へ。
- アガサ・クリスティー
- コナン・ドイル
- ホームズ/パスティーシュ
- 京極夏彦
- 有栖川有栖
- 夢枕獏
- 綾辻行人
- 島田荘司
- エラリィ・クイーン
- ユッシ・エーズラ・オールスン
- G・K・チェスタトン
- ピーター・トレメイン
- シャナ・デリオン
- アリスン・モントクレア
- ジョシュ・ラニヨン
- リチャード・オスマン
- M・W・クレイヴン
- マーサ・ウェルズ
- アビール・ムカジー
- アンディ・ウィアー
- シオドラ・ゴス
- エリー・グリフィス
- アンソニー・ホロヴィッツ
- 劉慈欣
- S・S・ヴァン・ダイン
- ホリー・ジャクソン
- ジョセフィン・テイ
- ディアナ・レイバーン
- ケイシー・マクイストン
- シャーロット・マクラウド
- リース・ボウエン
- コリン・デクスター
- F・W・クロフツ
- ジョン・ル・カレ
- マッケンジー・リー
- マーク・グリーニー
- 【集計結果】
アガサ・クリスティー
〈名探偵ポアロ〉36冊
- スタイルズ荘の怪事件(295)
- ゴルフ場殺人事件(299)
- ビッグ4(280)
- 青列車の秘密(360)
- 邪悪の家(297)
- エッジウェア卿の死(379)
- オリエント急行の殺人(333)
- 三幕の殺人(300)
- 雲をつかむ死(326)
- ABC殺人事件(333)
- メソポタミヤの殺人(341)
- ひらいたトランプ(396)
- もの言えぬ証人(423)
- 死との約束(310)
- ポアロのクリスマス(376)
- 杉の柩(325)
- 愛国殺人(306)
- 白昼の悪魔(322)
- 五匹の子豚(331)
- ホロー荘の殺人(397)
- 満潮に乗って(351)
- マギンティ夫人は死んだ(357)
- 葬儀を終えて(388)
- ヒッコリー・ロードの殺人(310)
- 死者のあやまち(382)
- 鳩のなかの猫(381)
- 複数の時計(501)
- 第三の女(343)
- ハロウィーン・パーティ(354)
- 象は忘れない(294)
- カーテン(303)*2
- ブラック・コーヒー(338)
- ポアロ登場(303)
- 死人の鏡(441)
- ヘラクレスの冒険(439)
- ポアロとグリーンショアの阿房宮(135)
(「アクロイド殺し」、「ナイルに死す」を除く全巻*3)
ページ数:12,349pp.
〈ミス・マープル〉13冊
- 牧師館の殺人(357)
- 書斎の死体(278)
- 動く指(321)
- 予告殺人(395)
- 魔術の殺人(309)
- ポケットにライ麦を(323)
- パディントン発4時50分(346)
- 鏡は横にひび割れて(372)
- カリブ海の秘密(287)
- バートラム・ホテルにて(338)
- 復讐の女神(380)
- スリーピング・マーダー(308)
- 火曜クラブ(348)*4
ページ数:4,362pp.
〈トミーとタペンス〉5冊
- 秘密機関(370)
- おしどり探偵(346)
- NかMか(344)
- 親指のうずき(389)
- 運命の裏木戸(382)
ページ数:1,831pp.
その他 1冊
- そして誰もいなくなった(387)*5
ページ数:387pp.
計55冊/18,929pp.
コナン・ドイル
〈シャーロック・ホームズ〉9冊
- シャーロック・ホームズの冒険(446)
- シャーロック・ホームズの回想(396)
- 緋色の研究(190)*6
- 四つの署名(183)
- バスカヴィル家の犬(269)
- シャーロック・ホームズの生還(462)
- 恐怖の谷(283)
- シャーロック・ホームズ最後の挨拶(279)
- シャーロック・ホームズの事件簿(389)
計9冊/2,897pp.
ホームズ/パスティーシュ
ボニー・マクバード著 3冊
- シャーロック・ホームズの事件簿 芸術家の血(312)
- シャーロック・ホームズの事件簿 眠らぬ亡霊(463)
- シャーロック・ホームズの事件簿 悪魔の取り立て(395)
ページ数:1,170pp.
ジェイムズ・ラヴグローヴ著 1冊
- シャーロック・ホームズとシャドウェルの影(373)*7
ページ数:373pp.
計4冊/1,543pp.
京極夏彦
〈百鬼夜行・長編〉9冊
- 姑獲鳥の夏(630)*8
- 魍魎の匣(1,060)*9
- 狂骨の夢(984)
- 鉄鼠の檻(1,376)
- 絡新婦の理(1,408)
- 塗仏の宴 宴の支度(994)*10
- 塗仏の宴 宴の始末(1,088)
- 陰摩羅鬼の瑕(1,226)*11
- 邪魅の雫(1,330)
ページ数:10,096pp.
〈今昔百鬼拾遺〉1冊
- 今昔百鬼拾遺 月〈「鬼」「河童」「天狗」合本版〉(1,160)*12
ページ数:1,160pp.
〈百器徒然袋〉2冊
- 百器徒然袋・雨(665)
- 百器徒然袋・風(746)*13
ページ数:1,411pp.
〈虚実妖怪百物語〉1冊
- 虚実妖怪百物語 序/破/急(1,335)*14
ページ数:1,335pp.
計13冊/14,002pp.
有栖川有栖
〈火村英生〉(作家アリス)27冊
- 46番目の密室(322)*15
- ダリの繭(412)
- ロシア紅茶の謎(289)
- 海のある奈良に死す(375)
- スウェーデン館の謎(327)
- ブラジル蝶の謎(282)
- 英国庭園の謎(276)
- 朱色の研究(375)
- ペルシャ猫の謎(267)
- 暗い宿(276)
- 絶叫城殺人事件(322)
- マレー鉄道の謎(415)
- スイス時計の謎(288)
- 白い兎が逃げる(353)
- モロッコ水晶の謎(266)
- 乱鴉の島(410)
- 妃は船を沈める(247)
- 火村英生に捧げる犯罪(268)
- 長い廊下のある家(270)
- 高原のフーダニット(283)
- 菩提樹荘の殺人(288)
- 怪しい店(283)
- 鍵の掛かった男(591)
- 狩人の悪夢(432)
- インド倶楽部の謎 (458)
- カナダ金貨の謎(317)
- 捜査線上の夕映え(491)
ページ数:9,183pp.
〈江神二郎〉(学生アリス)3冊
- 月光ゲーム(334)
- 孤島パズル(365)
- 双頭の悪魔(640)
ページ数:1,339pp.
計30冊/10,522pp.
夢枕獏
〈陰陽師〉19冊
- 陰陽師(333)*16
- 陰陽師 飛天ノ巻(292)
- 陰陽師 付喪神ノ巻(289)
- 陰陽師 鳳凰ノ巻(271)
- 陰陽師 生成り姫(389)
- 陰陽師 龍笛ノ巻(266)
- 陰陽師 太極ノ巻(275)
- 陰陽師 瀧夜叉姫〈上〉(424)*17
- 陰陽師 瀧夜叉姫〈下〉(418)
- 陰陽師 夜光杯ノ巻(285)
- 陰陽師 天鼓ノ巻(255)
- 陰陽師 醍醐ノ巻(174)
- 陰陽師 酔月ノ巻(246)
- 陰陽師 蒼猴ノ巻(182)
- 陰陽師 螢火ノ巻(213)
- 陰陽師 玉兎ノ巻(258)
- 陰陽師 女蛇ノ巻(251)
- 陰陽師 水龍ノ巻(271)
- 陰陽師 鼻の上人(90)
ページ数:5,182pp.
〈沙門空海 唐の国で鬼と宴す〉4冊
- 〈一〉(447)
- 〈二〉(456)
- 〈三〉(439)
- 〈四〉(516)*18
ページ数:1,858pp.
計23冊/7,040pp.
綾辻行人
〈館シリーズ〉15冊
- 十角館の殺人(363)
- 水車館の殺人(345)
- 迷路館の殺人(370)
- 人形館の殺人(375)
- 時計館の殺人〈上〉(299)
- 時計館の殺人〈下〉(325)
- 黒猫館の殺人(344)
- 暗黒館の殺人〈一〉(474)
- 暗黒館の殺人〈二〉(362)
- 暗黒館の殺人〈三〉(505)
- 暗黒館の殺人〈四〉(329)
- びっくり館の殺人(228)
- 奇面館の殺人〈上〉(296)
- 奇面館の殺人〈下〉(282)
計14冊/4,897pp.
島田荘司
〈御手洗潔〉4冊
計4冊/1,561pp.
エラリィ・クイーン
〈エラリィ・クイーン〉6冊
- 災厄の町〔新訳版〕(401)
- フォックス家の殺人〔新訳版〕(385)
- 十日間の不思議〔新訳版〕(402)
- 九尾の猫〔新訳版〕(404)
- ダブル・ダブル〔新訳版〕(377)
- 靴に棲む老婆〔新訳版〕(356)
計6冊/2,325pp.
ユッシ・エーズラ・オールスン
〈特捜部Q〉5冊
- 特捜部Q―檻の中の女―(524)*19
- 特捜部Q―キジ殺し―(528)
- 特捜部QーPからのメッセージー〈上〉(354)
- 特捜部QーPからのメッセージー〈下〉(319)
- 特捜部Qーカルテ番号64ー(625)
計5冊/2,350pp.
G・K・チェスタトン
〈ブラウン神父〉5冊
計5冊/1,617pp.
ピーター・トレメイン
〈修道女フィデルマ〉6冊
計6冊/1,869pp.
シャナ・デリオン
〈ワニの町へ来たスパイ〉5冊
計5冊/1,590pp.
アリスン・モントクレア
〈ロンドン謎解き結婚相談所〉2冊
- ロンドン謎解き結婚相談所(443)*22
- 王女に捧ぐ身辺調査(441)
計2冊/884pp.
ジョシュ・ラニヨン
〈殺しのアート〉3冊
- マーメイド・マーダーズ(357)*23
- モネ・マーダーズ(414)
- マジシャン・マーダーズ(341)
ページ数:1,112pp.
〈殺しのアート〉スピンオフ 1冊
- ウィンター・キル(307)
ページ数:307pp.
〈アドリアン・イングリッシュ〉2冊
- 天使の影(278)
- 死者の囁き(336)
ページ数:614pp.
計6冊/2,033pp.
リチャード・オスマン
〈木曜殺人クラブ〉2冊
- 木曜殺人クラブ(442)*24
- 木曜殺人クラブ 二度死んだ男(448)
計2冊/890pp.
M・W・クレイヴン
〈ワシントン・ポー〉3冊
計3冊/1,475pp.
マーサ・ウェルズ
〈マーダーボット・ダイアリー〉4冊
計4冊/1,291pp.
アビール・ムカジー
〈ウィンダム警部&バネルジー部長刑事〉3冊
計3冊/1,348pp.
アンディ・ウィアー
〈プロジェクト・ヘイル・メアリー〉2冊
- 〈上〉(375)*28
- 〈下〉(359)
計2冊/ページ数:734pp.
シオドラ・ゴス
〈アテナ・クラブ〉3冊
計3冊/1,383pp.
エリー・グリフィス
〈刑事ハービンダー・カー〉2冊
- 見知らぬ人(483)
- 窓辺の愛書家(439)*30
計2冊/ページ数:922pp.
アンソニー・ホロヴィッツ
〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉1冊
- メインテーマは殺人(376)
ページ数:376pp.
その他 3冊
- 007 逆襲のトリガー(384)
- シャーロック・ホームズ 絹の家(349)
- モリアーティ(418)
ページ数:1,151pp.
計4冊/1,527pp.
劉慈欣
〈三体〉5冊
- 三体(516)*31
- 三体II 黒暗森林〈上〉(388)
- 三体II 黒暗森林〈下〉(402)
- 三体Ⅲ 死神永生〈上〉(490)
- 三体Ⅲ 死神永生〈下〉(496)
計5冊/2,292pp.
S・S・ヴァン・ダイン
〈ファイロ・ヴァンス〉3冊
- 僧正殺人事件(438)
- ベンスン殺人事件(405)
- カナリア殺人事件(395)
計3冊/1,238pp.
ホリー・ジャクソン
〈自由研究には向かない殺人〉3冊
- 自由研究には向かない殺人(564)*32
- 優等生は探偵に向かない(542)
- 卒業生には向かない真実(670)
計3冊/1,776pp.
ジョセフィン・テイ
- 時の娘(284)*33
計1冊/284pp.
ディアナ・レイバーン
- 暗殺者たちに口紅を(352)*34
計1冊/352pp.
ケイシー・マクイストン
- 赤と白とロイヤルブルー(525)*35
計1冊/525pp.
シャーロット・マクラウド
〈ピーター・シャンディ教授〉2冊
- にぎやかな眠り(369)
- 蹄鉄ころんだ(316)
計2冊/685pp.
リース・ボウエン
〈英国ひつじの村〉2冊
- 巡査さん、事件ですよ(259)
- 巡査さんと村おこしの行方(276)
計2冊/535pp.
コリン・デクスター
〈モース主任警部〉1冊
- オックスフォード運河の殺人(224)
計1冊/224pp.
F・W・クロフツ
- 樽(420)
計1冊/420pp.
ジョン・ル・カレ
- スパイたちの遺産(365)
計1冊/365pp.
マッケンジー・リー
- 美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブック(486)
計1冊/486pp.
マーク・グリーニー
- 暗殺者グレイマン(464)
計1冊/464pp.
以上!!
冊数とページ数を書き出したところで、「誰か代わりに合計を計算してくれないかな…」と思ったことは秘密(特にページ数)。
【集計結果】
234冊
93,275pp.
でした。
肩こりと目の疲れがヤバい。お疲れ様でした。
*1:注釈はここからです。
*2:ポアロの「最後」って考えたことがなかったので、この作品は驚きだった。
*3:「アクロイド殺し」はNHKで流れていたドラマと三谷幸喜が翻案したドラマの記憶が新しく、「ナイルに死す」は一時期何度も読み返したのとドラマもよく覚えてるので省いた。
*4:これぞ短編ミステリのお手本!みたいな1冊。ミス・マープルの短編はもっと読みたかった。
*5:今回初めて読んで、こんな話だったんだ?!と驚いた。
*6:このページ数でここまで面白いんだからすごい。
*7:クトゥルフを通ってこなかった人生だったので、少しぶっ飛んでるな〜と思って読んだ。作中、アステカの神の名前が間違えてるのは原書からなのか気になる。
*8:〇〇年ぶりに全巻読み返したが、細部を覚えてなくてびっくりした。初めて読んだ時はぶっ飛んでるな〜と思ってた榎木津さんが実は1番まともだったので改めてびっくりした。
*9:最近ミュージカルになったらしく、「この分厚さをミュージカルにしたら京極堂の語りだけで上演時間が終わりそう」と思った。
*10:メモまで取って宴の始末と共に読み返したが、数年後にまた読んだらまた内容忘れてると思う。コスパいい。
*11:榎木津さんってなんだかんだ関口さんに優しいよな、と思った。9冊の中で好きな作品はどれ?と聞かれたら多分これ。
*12:「鬼」は、ラストまで読んでからタイトルの意味に震えた。
*13:薔薇十字探偵社(榎木津さんの探偵事務所)のスピンオフはもっと読みたい。
*14:文庫版でこの分厚さはどうかしてると思う(褒めてる)。京極夏彦本人、荒俣宏や水木しげる御大が出てきたりと、メタ的な面白さがある。
*15:ドラマから入ったので、火村英生が斎藤工で脳内再生される。しかしアリスの風采があまり描写されない(そもそもアリスの視点で話が進む)ので、窪田正孝での脳内再生はところどころ綻びが出る。ともあれ、終始テンポが良く読みやすいシリーズである。
*16:ゆるやかな話の繋がりはあるが基本的に一話完結ものなのでサクサク読める。野村萬斎主演の陰陽師しか知らなかったが、原作は映画の冒頭に採用されたような小さな事件が淡々と続く感じで好き。映画版の道尊(真田広之)みたいな悪役はほぼ出てこなくて驚いた。映画の派手さも好きだった。晴明と博雅の仲の良さは、原作の方が熟成されている。
*17:夢枕獏の陰陽師にしては珍しい長編でめちゃくちゃ面白い。以前ドラマ化されてたけど、改めて実写化してくれないかな〜と思っている。賀茂保憲とその式神・沙門(ドでかい黒猫)を具現化して欲しい。
*18:これ↓の原作である。であるが、映画と違いすぎて驚いた(先に映画を観た)。
*19:事件発生から時間が経った事件(いわゆるコールドケース)を追う話だけど、全体的にエグい。エグいが面白い。主役の身の回りにもままならない問題が起きて辛い。辛いが面白い。
*20:私はBBCドラマでブラウン神父を知ったのだが、原作とドラマは本当に別物である。時代背景も違う。が、どっちも面白い。
*21:女スパイと一癖も二癖もあるおばあちゃんズの話。アメリカの片田舎での暮らしはリアルだけど、基本ドタバタコメディ風なのでリアリティとかは無視して読むと楽しい。けど、要所要所でジーンとする展開もある。
*22:第二次世界大戦直後のロンドンで、諜報活動に従事していたアイリスと貴族の未亡人グウェンが結婚相談所を開く話。と書くと硬そうだけど「謎解き」とタイトルにあるように推理もの。主役二人の関係性が好き。
*23:美術に絡む犯罪専門のFBI捜査官と、連続殺人犯の逮捕に執念を燃やす伝説のFBI捜査官が、とある事件で出会う。事件の行方と共に二人の関係も気になる。
*24:老人ホームの入居者たちが活躍するミステリ。すごく面白い。
*25:読み始めは取っつきにくいかと思ったけどぐいぐい読める。ワシントン・ポーとティリー・ブラッドショーのコンビが良い。
*26:一人称を「弊機」にした翻訳者は天才。初めて読む時は世界観に慣れていなかったが、世界観に馴染んだ後に読み返すと面白さが倍増する。ちなみにApple TVで実写化が発表されたが、「弊機」はスカルスガルドじゃない…気がする。
*27:独立運動の気配が色濃い英国領インド・カルカッタで、第一次世界大戦の傷を抱えたウィンダム警部と、イギリスで一流の教育を受けたインド人エリートバネルジー部長刑事が事件に挑む話。巻を重ねるごとに面白くなっていく。
*28:物理学&材料工学の知識欲しい〜!!となった。正しいサイエンスフィクション。ライアン・ゴズリングで映画化、という噂を聞いて、「ああ、ライアン・ゴズリングならあれもこれも大丈夫かもな…」と思った。お前はライアン・ゴズリングの何を知っていると言うのか。
*29:タイトル通り『ジキル博士とハイド氏』や、その他の怪奇小説の登場人物が実在しており、それぞれに関係する女性たちが活躍する話。個人的には2巻目からがとても好き。
*30:1作目で脇役的存在だったハービンダー・カーが主役になり、テンポよく読めた。続きがあったら読みたい。
*31:プロジェクト・ヘイル・メアリーと並行して読んでいたので、またしても物理学の知識〜っ!!となった。物理学に造詣が深い人しか宇宙で生き残れない説ある。
*32:個人的に今年1番驚いたシリーズものである。それ以上は言わない。
*33:早川書房がKindleセールをやるたびオススメしているが、本当に面白いので歴史もの&ミステリが好きな方は是非。
*34:とてもとても好きな作品で、感想記事も書いた。
*35:読了後にプライムビデオで実写化され、これも感想記事を書いた。自分はこういうのが観たかったんだなぁと気付かせてくれた。