初コミコン記録③(新たな仲間編)

渡米まで1か月を切り、航空券も取った。航空券は決済した瞬間からキャンセル料がかかる。本当に後戻りはできなくなった。Aさんと打ち合わせをしつつ、各自準備を進めた。

 

旅程はこんな感じ。

12/8   朝、日本出発

12/8   朝、JFK空港(NY)着。ロングアイランドのホテル移動。コミコン1日目、午後4時〜午後9時まで

12/9   コミコン2日目

12/10 コミコン3日日(最終日)

12/11 マンハッタンへ移動。観光

12/12 マンハッタン観光

12/13 朝、JFK空港出発

12/14 昼過ぎ、日本到着

 

マンハッタン観光は、各自行きたい場所を言い合い、被る場所は共に行き、異なる場所は別行動ということで決まった。

Aさんはアメリカ自体が初めてなので見たい場所も多かろうし、今回で4回目のマンハッタンである私は恐らくコミコンで燃え尽き、せいぜいメトロポリタン美術館や自然史博物館をダラっと見るくらいかなぁと考えた。己の限界を知るのも大切なことだ。

どうでもいいことではあるが、結果から言えば私は今回も自由の女神を見ることはなかった。初渡米の時に自由の女神に行き損ねたら、もうタイミングが掴めない。エリス島遠すぎる。

 

で、そんなこんなでジャスティス・リーグ公開までそろそろ1週間くらいまで迫った頃のこと。Aさんと私のコミコン旅に、Aさんのお友達Bさんが加わった。予めAさんからお話を伺い、ツイッターアカウントを覗いたら何と私をフォローしてくださっていて、ヘンリーファンなら言うことない。そしてBさんは行動が素早かった。Aさんと私が乗る飛行機、泊まるホテル(2か所)を併せて同じ日時で予約も済んだという。素晴らしい行動力。

旅は道連れとも言うし、1人より2人の方が楽しいだろうし、2人より3人の方がもっと楽しいだろう。普段とことんネガティブ思考の私だが、この点においてだけは非常にポジティブだった。

 

ジャスティス・リーグ公開も近いし、3人で顔合わせするなら公開日に映画を観に行き、そのあと食事しようということになった。

Aさんとは4回目(だったと思う)、Bさんとは初めての対面だったわけだが、結果としてとてもしっくり来た。

旅行を共にすることがわかっていたので、変に肩肘を張らないでおこうと思ったのがよかったのか。お2人は、食事が終わる頃には私が少食で冷え性であることはすっかり見抜いていた。

旅行中は皆できるだけ無理をしない、痛い辛いは早めに言うという方針が一致したのもよかった。母国から遠く離れた土地で共に過ごすのだから、そういうスタンスが共有できるのは大切だ。

 

これで旅の仲間は揃った。後は互いに旅行まで元気でいるだけである。

 

 

初コミコン記録②(準備編)

さて、初コミコンに行くことが決まって最初にやることは、ごく普通の海外旅行と同じ、宿を取ることである。

Google Mapsで開催会場の周辺をチェックして、Booking.comやエクスペディアでホテルを探す。

www.booking.com

www.expedia.co.jp

日本語で検索&予約が可能だし、やや割高にはなるが直前キャンセル無料の部屋も多いのは嬉しい。


続いては航空券だが、これは開催1か月ほど前まで待った。

なぜかと言えば、これはコミコンというイベントの性格による。

コミコンには、さまざまなアメコミなどの映画、また海外ドラマの出演俳優が参加する。しかしその俳優のスケジュール如何で、参加の直前キャンセルがあり得るのだ。コミコンのため海外に渡っても、目当ての俳優が直前でキャンセルとなる可能性がある。なんとも恐ろしい話だが、新作映画の撮影や諸般の事情が絡むらしく、こればかりは仕方がない。

 
次に、これはあくまで自由だが、コミコンで目当ての俳優と共にフォトオプの時に着るTシャツやグッズ、プレゼント、手紙を用意する。

フォトオプは秒単位の勝負で、そのままでは並んで肩を抱いてくれるくらいであろう(それでも充分なんだけど)。少しでも俳優の違った表情を引き出すにはアイディアが必要という話だ。(この辺りのtipsはAさんが教えてくださった。心強い)

オリジナルのTシャツやクッションなどを作れるサイトもある。

cornerprint.thebase.in

その他、俳優が出演した映画やドラマに因んだものでもいいし、アイディアをひねる。

後でわかることだが、憧れの俳優を目の前にして固まらない人間などいない。しかも相手は英語の国の人だ。ハローも言えるかどうか怪しい。後悔しないために、準備だけはしていってもいいと思う。

ただ、フォトオプの際にその場で小道具の持ち込みなどはNGを食らうことがある。コミコンに行くにあたり全般的に言えることだが、臨機応変に対応していく必要がある。

上にプレゼント、手紙とも書いたが、用意している時点で私はヘンリーにプレゼントが渡せるかどうかわかっていない。それすらも現地でスタッフに確認せねばならないのだ。コミコンというイベントの柔軟さというか流動性というかぼんやりした感じがわかっていただけると思う。

 

肝心なことを忘れていた。もしアメリカに初めて渡る人(同行者Aさんがそうだった)、もしくは前回渡ってから2年経つ人(すっかり忘れていたが私がそうである)は、すべからくESTAに登録しなければならない。なぜかはわからないしどう情報を管理しているのかもわからないが、とにかく登録する。

jp.usembassy.gov

ESTAで検索すると複数のサイトが出てくるが、URLの最後が「.gov」のサイトを選ぼう。それがアメリカ政府のサイトという印だ。3番目辺りに出てくる「ESTA申請センター」というのは代行業者で、代金を余計に取られる。

英語で登録なんて不安、と思うかもしれないが、正規のESTAのサイトも日本語に対応しているので安心だ。

ちなみに1度登録すると有効期限は2年。2年後覚えていられるかなぁという人も、登録時に記入したメールアドレスに「もうすぐ有効期限が切れます」(英語)というお知らせメールが来るので大丈夫。私はそれで気付いた。初渡米のAさんに訳知り顔でESTAのことを教えておきながら、危うく自分が期限切れになるところだった。

というか本当にESTAって何なんだ。


 

初コミコン記録①(一念発起編)

ニューヨーク州ロングアイランドで行われたACEコミコンに行ってきた。

www.aceuniverse.com

 

コミコン(Comic-Con/Comic Convention)とは何かという話は、長くなるので各自Google検索を駆使して下さるようお願いする。

後述するヘンリー・カヴィルについても、ざっと説明はしているが、より詳しく知りたいとお思いになったらGoogle検索をお願いしたい。たとえ当の本人がインタビューしてきた記者の勉強不足に「ウィキペディアで情報集めなんてダメだよ!」と指摘していたとしても、ウィキペディアも日進月歩で改善されていると信じて。

 

さて、結局前置きが長くなったが、話は何でもない日の真夜中から始まる。

いつものように寝床に入りながらツイッターを見ていたら、とあるコミコンにヘンリー・カヴィル参加!!という情報が舞い込んできた。

コミコンといえば、一般人とハリウッドセレブがツーショット写真が撮れるフォトオプ(Photo Op)やサイン(Autograph)があるイベントである(いやもっと他にも催し物は多々あるが私の脳内ではそれがメインだった)。

そしてヘンリー・カヴィルといえば、DCコミックスの実写映画でスーパーマンを演じるイギリス人俳優である。彼のファンになったのは実は別の出演映画を観てからなのだが、その存在を認識してからはスーパーマンの映画も大好きになった。ちょうどこのコミコン開催の少し前に、彼が三度スーパーマンを演じる新作映画ジャスティス・リーグが公開予定だった。

warnerbros.co.jp

wwws.warnerbros.co.jp

wwws.warnerbros.co.jp

コミコンにヘンリーが来る?つまりお金を払えばヘンリーの横に立てると言うことである。その第一報を聞いた時、ほぼ無意識に私はヘンリーのフォトオプのチケットを取っていた。まだ行くかもわからない、海外のイベントのチケットである。正気の沙汰ではない。

そのままだったら1人で渡米か、あるいは行かずにチケットを募金する展開になってもおかしくなかったのだが、幸いその日のうちに同好の士(仮にAさんとしよう)をツイッター上で見つけることができ、渡米が一気に現実味を帯びた。

 

逆に、これは後戻りできなくなったな、と思ったことも事実だ。

後戻りできないも何も、コミコンのフォトオプのチケットは返金不可(俳優がコミコン参加をキャンセルしない限り)である。おまけに私は、いつ買ったのか記憶もないがヘンリーのオートグラフチケットも買ってしまっていた。

何なら次の日のヘンリーのVIPチケット(3日間分の入場券+フォトオプ+オートグラフ込み)も買ってしまっていた。

次の日とは?という疑問が出てきそうなので説明しておくと、コミコンは週末、金土日の3日間で行われることが一般的で、私が行こうとしているコミコン(コミコンは世界で無数に行われているが、主催者は様々)にヘンリーが参加するのは土日と決まっていた。

つまりかなり早い段階で、2日連続でヘンリーを目にできる複数のチケットを手にしていたわけだ。

これでどうして「渡米しない可能性もある」などと考えたのか、いやギリギリまで「いっそ行かない方がいい」などと考えていたのか。たとえ飛び上がるほど嬉しいことでも、日にちが決まってしまい容易にキャンセルできないとわかると途端に尻込みしてしまう心理が働いたようだった。

 

しかしとにかくイベントチケットは買ってしまった(私は安いと感じたが人それぞれだろう)し、Aさんという同行者も得た。いよいよ諸々の準備にかからねばならない。

 

 

NY&ワシントンD.C.年末旅行メモ

2015年の年末、6泊8日でNYとワシントンD.C.を訪れたので、その時のことを忘れないように自分用にメモ。(と言いつつ、これを書き上げようとしているのは2017年末)

 

日程は12/26~1/2。日本とNYの時差は冬時間でマイナス14時間。
つまり日本を26日に発ってNYに26日に着く。帰りは日本の方が14時間進んでいるため、1/1にNYを発つ。

 

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ジャスティス・リーグ【ネタバレ感想】

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wwws.warnerbros.co.jp

 

以下、すべててネタバレです。(ふせったーからの転載)

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ドクター・ストレンジ【ネタバレ感想】

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marvel.disney.co.jp

以下、全てネタバレです。(ふせったーからの転載)

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