系統立てて考えたことがなかったことに気付いた。わー、馬鹿。中高大+留学で英文をどう読めと教わり、それをどのように身に付けてきたかすら人に言えない。これで英語が多少なりとも出来てると言えるのか自分よ
— who?me? (@whooomeee) 2017年12月28日
いつものようにボヘーっとツイッターを見ていたら、フォロワーさんが「英文をどう読み解くか」を自己流で説明されていて、私は愕然とした。
上に呟いたように、私は完全にフィーリングで英語をやってきたつもりでいた。
しかしそんなことはない。そんなことはあるはずがない。フィーリングでわかるのは母語だけだ。母語すら小中高大で改めて習うものを、私は何を勘違いしていたのか。
とんでもないアホだな~と我ながら驚いた。
驚いたついでにブログ書いてる。ツイッターだとフォロワーさんのTLをスレッドで埋め尽くす暴挙に出そうだったから。
で、本題。
英語をどう読んでいるか。私のぼんやりした読解の仕方を以下に記そうと思う。あくまで私のやり方であり考え方なので、「それ違うよ」と言うご意見ごもっとも。これは私がいかに自分の英語力がぼんやりしたものかを思い知るためでもある。
まず英文を見るとする。何でもいい。で、英文の構造をまず見る。中学で英語の文法を勉強した時、SVOとかSVOCとかSVCCとか習わなかっただろうか。
これらが英文の部品だ。
ざっくり言うと、
S=Subject(主語)
V=Verb(動詞)
O=Object(目的語)
C=Complement(補語)
英文はだいたいこの部品で構成されている。
で、ここで頭に入れておくのが、日本語との語順の違い。
上に書いたみたいに、英語の並びは主語+動詞+目的語(および/あるいは補語)。
"He is my friend."という文を日本語に訳すと
「彼は私の友達だ」となる。
日本語は英語と違い、主語+補語+動詞の語順。
どんな英文でも、基本的には主語から始まる。主語の意味がわかればその文の主役が何なのか(誰なのか)がわかる。
次に動詞あるいは助動詞(そして過去現在未来=時制)がわかれば主役の状態がわかる。
そして目的語、補語で主役が「どう」するのかor「どう」されるのか、あるいは「何」なのかがわかる。
文の構造がそんなもんかとわかったら、単語の意味だ。言語は語彙力が大切とは言うけれど、英文を読んでいる時、必ずわからない単語は出てくる。
これは私が留学時代に教わったことだが、わからない英文はわからないなりに最後まで読んでみる。基本的には、頭からダーッと読む。日本語と語順が違う部分も入れ替えず、そのままダーッと。いくつかわかる単語があったら、その単語の前後の文脈からわからない単語の意味を推測する。そうするとぼんやりとわかってくる。
「単語がわからないと意味もわからないのでは?」と思われるかもしれないが、今はネットで英単語の意味をササッと調べられるので、語順と単語がわかれば英文の意味はだいたい把握できる、と思う。
参考にもならない感じのメモ書きで心苦しいが、多分これが英語を読んでいる時(聞いている時)私の脳内で起きていることだ。
しかし今自分で書いていて何より恐ろしいのが、日本の中高大で習った英語のさまざまな構造に関する用語や知識が、留学時代に英語で英語を習った時の文法の授業で習った記憶に上書きされた結果、忘却の彼方に行ってしまったことである。
今さらながら怖い。