英語を学び始めて20ウン年になる。
幸い、英語学習の始まった頃とハリウッド映画に魅せられた頃が被っており、英語は好きな教科のひとつだった。
ここまで読んで、中高と英語なんて嫌いな教科だった、苦手な教科だったという方が回れ右しそうだけど、それが私の英語の勉強の始まりだったので仕方がない。嘘はつけない。
待って、ページ戻るのちょっと待って。
このブログの1番初めの記事に書いたように、私には3年のアメリカ留学経験がある。3年という期間が長いか短いかはわからない。個人の感想を言うと、「英語のビギナーは超えたがエキスパートと言うには程遠い」程度である。
私は常々、自分の英語力を人に伝える時、「英語圏の国で多少のトラブルがあっても何とか生き残れる程度」と話す。本当にそうだったからだ。
このシリーズ(になる予定)では、中高と英語が大好きで、日本式のリーディングライティングに特化した英語学習ばかりしてきた人間が、留学先で「英語で英語を考える」訓練を受け、何となく英語がわかってきたなぁというところで帰国し、英語のスピーキングとリスニングを試される仕事(コールセンター)をしたのち、よくわからないまま英日翻訳業界の末端に飛び込んだはいいが、
『結局英語の文法ってどんなだった?』
『日本語と英語をつなぐ“橋”みたいなのがこの脳みその中になくない?』
と自覚したところで、ふたたび英語の文法を手繰り寄せ、その“橋”を建て直していきたいと思う。
あくまで自己流の英語学習やり直しとして、英語の文法テキストを引用することもあれば、実際に使った&耳にしたことのある英語のフレーズ、また英語を話す時の心持ちなども書いて行ければ…いいな。